ロカボ・クエスト

「幸福度の高いケト食」を目標に試行錯誤で作ってます

片頭痛だと思ったら脳腫瘍! 人生の軌道修正 

片頭痛持ちです

社会人として働きはじめた頃からのお付き合い

 

症状が出るのは

天候が崩れる2日前

冷たいものを飲んだり食べたりした翌日

食べ過ぎ

疲れすぎ

冷え など

 

こめかみから頭頂部にかけて

脈を打つリズムで

ズキズキと痛み

鎮痛剤が効かない時もあります

” ~過ぎる ” とよろしくないことは分かっていました

でも 若いころは無茶も楽しく

頭痛があれば鎮痛剤を服用すればいい

ぐらいに考えていました

 

30代前半

頭痛が頻度を増しました

症状

・光を感じ 「まぶしい」 と思った途端

 頭痛が始まります

  これは片頭痛持ちによくある症状で

  私の場合 家の中でも太陽光を感じると

  頭痛が起こるので

  常にカーテンを閉めていました

 

 

洗濯物を干すときはサングラスをかけて

 関連する画像の詳細をご覧ください。洗濯物にくっついてくる粒みたいな小さい虫【ヒメマルカツオブシムシ】の対処方法  

サングラスの怪しい女 イラスト 無料画像 に対する画像結果

 

 

 

外出に日傘は必須です

日傘ラスト 無料画像 に対する画像結果

 

 

眼に異常があるのではと心配し眼科を受診すると

問診後 内科へ行くよう助言を受けました

 

事の重大さに気づかず

「面倒」 とういう理由で受診は先送り

 

そして 数年後

片頭痛の頻度がさらに増し

その痛みが耐え難くなり

内科を受診

先生に事細かに頭痛の症状を伝えました

 

先生の所見は

「典型的な片頭痛の症状だね 鎮痛剤で様子みて」

でした

 

時間をつくって 無理して来たし

検査なしで様子見は 受け入れがたい (; ・`д・´)

 

もう一押し 

「眼科を受診した際 内科を受診するよう言われたんです」

 

先生 「心配だから 頭の写真撮っとこ」

ということになり

造影剤を使ってのMRIで頭部を撮影しました

 

私自身 重大な病気を疑っておらず

この痛みを 片頭痛だと確信し

安心を得るための受診でした

 

検査後 診察室に呼ばれると

私の頭部画像が目の前に現れ

脳の中に 白い塊があるのが私にもわかります

素人にもわかる 明らかに他の組織とは違う影を

写真の中に見つけました

 

先生の所見は

「脳腫瘍があるね . . . 何か症状ある?」

と おっしゃいました

 

「先ほどから ひどい頭痛があるとお伝えしていますよね」

とは言いません 

心の中でつぶやきました

 

その後

脳腫瘍がある場合の症状があるか否か

幾つも質問をされましたが

一つも該当しません          

 

検査後 紹介状を手に3人の専門医の診察を受けました

どの専門医も首をかしげ

怪訝そうな面持ちで 私を見ていました

「この場所に この大きさの腫瘍があるのに

 なぜ症状が表れてないんだろ. . . 」

だそうです

 

これは 今から10年以上前の事

その頃は「 頭痛と脳腫瘍に相関関係はない」

というのが 専門医の見解でした

 

最近では

「あまりにも頭痛が辛ければ

脳腫瘍の心配もある」とおっしゃる先生が

いらっしゃいます

 

医学界の定説(教科書)が変わると

医師の見立ても変わることを

身をもって経験しました 

 

今思うのは

あの時 検査してもらえて良かった 👍

そうでなければ 腫瘍は育ちつづけ

今の私はいなかったかもしれません

 

 

~ よもやま話し ~

検査入院中の事

 

4人部屋

カーテンで仕切られれているはずの室内

そのカーテンは全てオープンになっていて

患者さん同士 仲良くお話しています

とても社交的な患者さんが集まった病室 . . .

 

独りぼっちは辛いけど

プライベートは確保したい私としては

正直 しんどい状況でした (-_-)

 

同室だった20代 ~ 40代の3人の患者さんは

脳腫瘍の摘出手術を終えた方々でした

 

皆さん 救急車で運ばれたのだそうです

目を開けると そこは病院のベットの上

手術は終っていたということです

倒れてから目覚めるまでの間

意識がなかったことになります

 

それって 緊急手術なんだと思います

事前に検査を受けることなく

病気の説明や術式の説明もなく

眼を開けたら理解しがたい現実と

向き合わないといけないんです

しんどいでしょうね

 

なんの症状もない 元気過ぎる私を見て

どういう状況で腫瘍が見つかったのか

とても興味深そうに尋ねておられました

 

因みに 私のタイプの脳腫瘍は

30代で発症する方が多いとのことです . . . 

 

 

 

腫瘍発見当初は

「なんで私なの」と思うばかりでしたが

今では 私は運が良かった 

良い先生方に出会えた

と考える様になっています

 

私 子供の頃から くじ運がないんです ( ;∀;)

二人に一人が当たる 「お楽しみくじ」にさえ

当たったことがありません

 

でも 今までの人生

人の出会いには恵まれていると思っていて

 

この度の病気に関してもそう言えます

内科を受診するよう勧めてくださった眼科医

 

3回の手術を経ても

運動機能や言語機能を失うことなく

私を生かしてくださった

脳神経外科の先生

 

術後 薬の副作用から救ってくださっている

神経内科の先生

 

素晴らしい先生方に巡りあえました

 

これからも 病気との共生が続きますが

時々の病状に応じて

人生の軌道修正をしていこうと思っています

 

思っている事を文字に起こす作業は

頭の中の整理整頓ができ

心の中の整理整頓にもなりますね🥰

 

ブログ様のおかげかもしれません 😊