新聞を読んでいると
” お寺でイタリアン精進料理 ” という文字が目に入りました
早速 検索すると
「浄謙寺」で読経の後に精進料理をいただけるようです
” 食事のみ ”の予約は受け付けていないようでした
天候が良くなってきて どこかへ出かけたいな ♪
という気分になっていた矢先のこと
早速 浄謙寺への行き方を調べ 予約をしました。
「芸北(げいほく)・・・?」
県民歴の浅い私は ローカルニュースの天気予報で耳にする程度の地名です
広島県の北西辺りで スキー場がいくつかあるところでした
数日後の朝
天候:曇り 気温:最高22度 出発 🚙
現地へ向かう途中 大型バイクでツーリングを楽しむ一団を追い越しました
10台くらいのバイクが連なって高速道路を走行しているのですが
其々が50m~100mの車間距離を保ち 他の車両を追い越すこともなく
一列に並んで走っている光景に 彼らの社会性を垣間見た気がします
あおり運転が社会問題になっている昨今
彼らの運転マナーに心が洗われるようでした
広島 IC ~ 浄謙寺 車に乗って休憩なしで1時間強の道のり(渋滞なし)
11:00 浄謙寺到着 ご住職がハブ茶を出してくださいました
11:30 読経が始まります
12:00 お食事の場所へ移動
約1時間30分の間 イタリアン精進料理を楽しみました
13:30 別の部屋へ案内され お抹茶とお菓子をいただきます
お茶を堪能して お開きです
「読経」もたまにはいいですね
私も歳をとりました、気候が良くなったのもあるでしょう
静寂の中で穏やかな時間が過ぎるのが心地よく感じました。
その日は 私たちを含め4組8人でした
引用:広島CLIP新聞
■コースのメニュー
■食前の言葉
食事が運ばれてくると
ご住職がテーブルにいらっしゃいます
「食前の言葉」を一緒に唱和してからいただきます
■本善
さあ 蓋を開けてみましょう
タターン♬ キレイ (´▽`*)
平:旬野菜のワイン煮込みとソテー(右上)
つぼ:かぼちゃのすりながし(左上)
親: ちょんまげ豆のご飯(左下)
香:ピクルス(中央)
汁:ミネストローネ(右下)
■二の膳
中央上から時計回りで
・リンゴとニンジンンのスムージー
・かぼちゃのバルサミコ酢マリネ
・野菜ローストと素揚げ
・トマトカップの豆腐グラタン
(器は備前焼)
里芋だんごのきのこ(香茸)あんかけ
浄謙寺で採れた「栗」のリゾット
■デザート
旬野菜の豆腐ジェラート(にんじん)
ごきねぶり小豆と白小豆の餡子
アンデルセンファームの紅玉のコンポート
(器は備前焼)
補足 ・全国展開しているパンの「アンデルセン」は広島の会社です
そのアンデルセンの農場が浄謙寺近くにあり
そちらからリンゴを調達しているそうです
・赤い花弁で隠れている「ごきねぶり小豆の餡子」
”ね” がついていて良かったです (^-^;
広島の在来種で、栽培している農家さんが少なく
この種を絶やさないように尽力していると伺いました。
お食事が終わると
ご住職がテーブルにいらっしゃって
「食後の言葉」
を唱和し 食事が終わります
場所を変え お茶席で
お抹茶とお菓子をいただきます
お菓子は「すはま」と「雲平」 ともに手作りです。
素朴で優しい甘さのお菓子でした
美味しかったです。
まったりと心地よい時間を過ごしていたのでしょう
お茶席での写真撮影忘れてしまいました (-_-;)